つるがの山車保存会
山車巡行を守り未来へつなぐ、現代の町衆たち
【つるがの山車保存会】は、山車巡行を行ってきた4町(相生町・元町・桜町・蓬莱町)が集まり、1979年(昭和54)に設立されました。
戦時中に中止されてから途絶えていた山車巡行を復活させ、また、埋もれた山車の資材発見・収集の努力により、個人や町が所有していた山車の台車や部品、人形、鎧兜、幕類を見つけ出し、それを基に、1994年(平成6)「鵜飼ヶ辻子」「東町」「観世屋町」の3基の山車を復元しました。
その後も、2007~2012年(平成19~24)に水引幕を復元新調するなど、将来にわたる山車巡行の保存継承を目指し、山車の管理、修繕、後継者の育成などに尽力し活動を続けています。
近年は、山車の準備作業に地元角鹿中学校の生徒達の参加を受け入れるなど、新たな取り組みも行っています。